わたしは、ただお兄ちゃんにあいたいだけなの
あったら
おはなしして
もう一度、頭を撫でてほしい
「いつもみたいに、クシャクシャって髪を荒らして、いつもみたいに、笑ってっ・・・」
お兄ちゃん
おにちゃん
「お兄ちゃッー「恵!!」
トモくんが突然声を張り上げて、私は驚いた拍子に肩がビクついた
「・・・トモくん?」
「ぼくが、兄ちゃんになる」
・・・え?
「ボクが、めぐみちゃんのお兄ちゃんになるよ」
「そんなの、変だよ!ムリだもん!」
「変じゃないよ。ムリでもない。」
「・・・トモくん」
「めぐみちゃんが悲しい時、となりにいる。めぐみちゃんが嬉しい時、となりにいる。」
トモくんがお兄ちゃんに・・・?

