「私、勉強全然出来ませんから!バカですから!!
それなのに、弟くんの人生に大きく関わる受験に携わるなんてっ!!」
「大丈夫!双葉が頭良いのは知ってるから!!
こないだ家遊び行った時に見たテスト90点だったし♪」
「先輩それ・・・中3の時の答案ですからね・・・。
あの時は高校入りたくて勉強頑張ってたのでそんなでしたけど。今は・・・」
「双葉!弟は中3だよ?!丁度いいじゃない♪」
「いやイヤイヤ!!」
「じゃあ分かった!勉強教えて欲しいとまでは言わないから手伝ってあげて!!」
「お手伝いですか・・・?」
「アイツいつも一人で勉強してるから、誰かが居てくれるだけでも変わると思うの。
採点してあげたり、間違った所を一緒に見てあげたりとか」
「ん〜・・・」
「お願い双葉!!」

