土砂崩れ




引っ張られて

引っ張られて


色んなところを歩き

探した。


だけど

やっぱり

彼の姿は  なかった。



でも涙は

溢れ出さなかった。


なんとなくだけど

彼が私の近くで

笑っている気がしたから

ただそう思うだけで

十分だった。



彼が生きてて

私が生きてたら

いつか また

どこかで出会うだろう




そのときがもう

目の前にある気がした