孤独感に

押し殺されそうな私は

いつの間にか

右手に包丁を持って

台所の前に立って

自分の手を切っていた。

たらりと垂れている血を見て

泣いていた。


鳴き声は、聞こえているはずなのに

誰も助けてはくれなかった。









そして

私は、そんな孤独に

4年闘った。


誰にも相談できず

毎日顔色伺って

死にそうになりながら

生きてきた。