めんどうな昭和時代

小学校の時
授業中でも忘れ物をすると
家まで取りに行かせる
先生がいた

家まで帰る大変さを感じて
次は、気をつけるように
体で覚えてほしかったんだろう

お母さんは、専業主婦や内職の多い時代
ご近所さんも、
「どうしたんだい?」
と声をかけてくれる時代。
「忘れ物しちゃった。取りに行く!」
「気をつけて行くんだよ!」

ガチャとドアーをあけ
内職してる母前をバタバタと走り
「宿題取りにきた!」
と机から、プリントを取ると
「行ってきます」
また、出かけた

みんな真面目で
先生は、怖くなかったのに
必ず走って帰って来てた
寄り道や、文句を言う子はいなかった

すべき事をしなかった自分が悪い

素直に親も子も
先生の思いを
当たり前に思えた時代