心の居場所


「あー、貴方が悠奈ちゃんだったのね!
へぇー…。」

そう言って私の顔をまじまじと見てくる。

拓海は、自分の部屋に行き、彼女と電話中だ。

「あ、あのなにか…?」

「ん、あぁ、ごめんね。
春樹から聞いてて、どんな女の子かなって気になってたのよ。
悠星が女遊びを止めた理由が貴方だったから。」

「へ?」

「ばっ!
な、なに言ったんだよ!?」

女遊び?

「あら、悠星の過去知らないの?」

「はい…。」

今思うと、私悠星くんのことなにも知らないな。

「まぁ、悠星も話したくなかったんだよねー、きっと。
悠奈ちゃんが聞いたら、きっと幻滅しちゃうもんねー。」

嫌味ったらしく、にっこり笑顔で悠星くんを見つめるお姉さん。

なんか、雰囲気とか顔のパーツとか似てるなぁ。