心の居場所


「あ、あのえーと…。」

戸惑っていると、女の人が私には見向きもせずに、悠星くんの方へと向かった。

そういえばこの人どこかで見たこと歩きが…。

「ちょ、やめろ、姉貴!」

「あ、あああ姉貴!?」

この人が、悠星くんのお姉さん?

「ごめんね、バカな弟が転がり込んじゃって。
ほら、早く帰るわよ!」

「い、いえ、大丈夫ですけど…。
あの、お茶でも出しましょうか?」

戸惑いがちに聞いてみると、お姉さんは嬉しそうに、

「ほんと!?
じゃあ、お邪魔しちゃおうかな!」

と言った。