心の居場所


私は一通り泣いたのか、だいぶ落ち着いてきた。

「もう大丈夫か?」

「っん。」

「悠奈ってさ、見かけに寄らずけっこう、子供だよな。」

…?

「どういうこと?」

急になにを言い出すんだ?

「よくさクラスに一人はいただろ?
大人ぶってるやつ。」

「…うん?」

なにが言いたいんだろう。

「お前はそんな感じ。
ストレス全部溜めて、発散することを知らない子供ってこと。」

生意気そうに笑って私を見つめる彼。

「ねぇ、それってさ、ようするに私をバカにしてるんだよね?」

「ん?
そう聞こえた?」

ニヤッと嫌な笑みを浮かべる。

「もういいよ。」

私は彼の腕を離れて、下を向く。