心の居場所


『悠奈はさ、今まで付き合ったりとかしたことあんの?』

「ないよ。
だって、男嫌いだし。」

『はは、だよなー。
ねぇ、もし俺がさ、また告ったら今度は即答せずに考えてくれる?』

え…?

「どういうこと…?」

『ん?
この前告った時はさ、"男嫌いだから"って即答されちゃったけどさ、今確実に悠奈俺に心開いてきてるだろ?
だから、俺にもチャンスあるのかなーって思っただけ。
ま、気にすんな。』

気にすんなって言われても…。

だったら、なんでそんな切ない声なの…。

「ゆう…『わり、明日午前練だから、もう寝るわ。
じゃあな。』

「あ…っ。」

プツッ

切れちゃった。

そういえば私も、明日午前練だった。

時計を見ると12時過ぎ。

1時間近く電話してたんだ。

明日6時起きか。

目覚ましをセットして、私はベットの中に潜り込んだ。