心の居場所


『私はこのメンツで行きたいなぁーっで思ってるんだよね。
4人とも同じクラスだしさ!
悠奈と日向くんそれなりに、いい雰囲気だし♡』

…。

私と日向くんがいい雰囲気??

どこを見て言っているんだろうか。

まぁ、たしかに他の男子と比べると、日向くんは少しは怖くなくなったし。

でも、それをいい雰囲気っていうのかなぁ?

『たしかにみんな同じクラスだけども…。
それに私たちそんないい雰囲気じゃないよー?』

なんか、電話したほうが早くない?

そう思った時だった。

ピリリリッ

っ!?

で、電話だ!

慌てて出る。

「も、もしもし!
千夏?」

『…。』

え、なに、無言電話?

『お前、ちゃんとディスプレイ見てんのか?』

「ひっ。」

この声…。

日向くんだ。

『お前なぁ、"ひっ"ってなんだよ。
まぁ、いいや。
それよりさ、25日空いてるか?
神社で祭りやるらしいんだけど。』

え、日向くんのところも25日?

「あ、実はさ私も25日にお祭り行くんだけど、千夏にね、私と日向くんと千夏と橘くんの4人で回らないかって誘われてるんだよね。
私は、どっちでもいいんだけど、日向くんはどっちがいい?」