心の居場所


「お前部活なにやってんの?」

「サッカーです。」

お茶を出してもらい、俺はそれを飲む。

「サッカーか。
なら、春樹と一緒だな。」

「春樹先輩は俺の先輩です。」

!?

「そーなのか!?」

「はい。
あ、えっと…。」

??

あ、名前か。

「悠星。
日向悠星だ。」

俺の名前を聞くと、

「悠星先輩は、何部ですか?」

「バスケ部。」

「姉ちゃんと一緒。」

「ん。」

ふと時計を見ると、もうすぐで9時。

「やべ。
俺そろそろ帰るわ。」

俺は急いで玄関へ向かった。

あ。

「弟!
名前聞いてない!」

俺はつい大声を出してしまった。

「あ、佐野拓海です!」

「拓海な。
急に邪魔してすまなかった!」

俺は拓海の返事を待たずに、悠奈ちゃんの家を出て行った。