幻の恋

と、同時に女子の黄色い歓声も聞こえてきた。

何があったんだろう、そう思ってコートのほうを見たら王子と目があった。

と思っただけかもしれない。

すぐに女子たちが、
「私を見てた!」「いや、私だった!」
といいだしかたからだ。