やさしさだけをもとめないで。

ああー幼なじみいるじゃん。

どうするの?

ねえ?マオ?

あたしは、自分の心を隠し通した。

キーンコーンカーン。

チャイムが鳴る音。

図書室で一夜を、明かすことになったあたしとマオ。

図書室、本棚の横のカーテンにキラキラした
反射したお星様が、瞬いている。


そんなロマンチックな一時を、過ごしているかと思うと、感情が高ぶる。


相手は、あの、マオだよ。

イケメンの男の子。あたしと、いるのは。