もう、桜が散りつつあり、新緑の葉が芽生えつつある。その教室の片隅。廊下側の一番後ろ。そこに私は座っている。ただいま、絶賛読書中である。
「ねえねえ、あの子ってさもしかして........。」
クラスメイトの噂話にも飽きてきた。
きっと、私の話でもしているのだろう。
そうだ、
:私は翔君が好きだ:
今は浮わついて、また隣にならないかなーとか考えている。
自分でも笑えてくる。
あーはやくこないかな。
「ねえねえ、あの子ってさもしかして........。」
クラスメイトの噂話にも飽きてきた。
きっと、私の話でもしているのだろう。
そうだ、
:私は翔君が好きだ:
今は浮わついて、また隣にならないかなーとか考えている。
自分でも笑えてくる。
あーはやくこないかな。
