「娘、ずいぶんと落ち込んでんな」
「川崎さん…」
「足か?」
「その、……」
あたしはあたまを下げた
「あたしの力不足で危険な目に合わせてしまい
申し訳ありませんでした!」
川崎さんは驚いている
「…力不足か。」
と呟いた
「……はい」
「お前さんが力不足だったら
俺らはいまここにいない
お前さんがなんども俺らの命を救ってくれてる
夜中も戦っていることは知っている
誰もお前さんを力不足なんておもっちゃいない」
あたしは溢れそうな涙をぐっとこらえた
「……ありがとう…ございます」
川崎さんはあたしの横を通りすぎた


