萌亜と翔央が私に向かって訴えてくる。 あーあ、二人にまで気を使わせちゃったか・・・。 『あの・・・二人とも?私ね、音痴なんだよ?お父さんとかにも言われて自覚してるから。お世辞はいいよ。大丈夫。』 『ほんとだって!!』 お世辞は聞きあきた。