「梨有、お前は気が強いし意地っ張りだし、かと思えば急に泣くし俺もいまだにわからねぇところもある。けど俺、梨有とならこれからあるいろんな困難も乗り越えていける気がする。いろんな梨有を見ていきたい。だから、俺と結婚してください」 「...っ!?」 「「きゃー!!!」」 悲鳴なのかなんなのか分からないくらいの高い声だ。 真広... 「真広...私たちとっくに結婚してるよね?」