僕は家を飛び出すと、夢で行った通りの道を歩む。
手には向日葵のペンダント。

天気は快晴。
あの日と同じ。

ルナと出会った開けた所に出てくると、そこには女の子が座っていた。

昔より髪も伸びた。
背も伸びている。
でも、確かにルナだった。
その証拠にルナの胸には、同じデザインの向日葵のブローチ。

「久しぶりだね」

ルナは僕に気がつくと昔と変わらない笑顔で笑いかけてくれた。