地味子と学園王子様



「わー!さっすがね!明華!可愛いわよ!」


鮮やかなピンク色の着物。

色々な花が描かれていて、私にはもったいない。


『よし!行くわよー!もう相手の方来てるから!』


どうやら向こうの家に来てるみたい。。


車で玄関の前まで行き、大きな扉をあげて家に入る。



「お待たせして申し訳ないです!松島様!

こちら、娘の明華です!」


『初めまして!藤原明華と申します』


「かわいらしいお嬢さんですなぁ 』


ダンディーな方に言われた。


私この人とお見合い???
なんて思ってたら、、


『お待たせして申し訳ありませんでした、、』


「藍斗、遅いぞ」



『すみません、お父さん』