Sクラスに着き、席を確認して着席。

由愛(ゆあ)まだかなぁーと待っていた

「めーーーいーーーかぁぁぁ!!!」


私に向かって全速力で走ってくる女の子

『ちょ!ゆあ!!なんかあったの!?』


「あー、、、やっぱりね、、、」


『え?なに??』


「明華?今年もそれなの?」


『だって、、、碧[あお]にぃが、、、』


「高校入ってもシスコン碧くんねぇー。」


『うん、、、でも大丈夫!私はゆあがいればいいから!』


「んー♡めいか大好きぃー!」


ゆあがそう言いながら抱きしめてきた


ゆあは幼稚舎からの親友で、いわゆる幼馴染
中学まではエスカレーター式で
高校は2人揃って変えた。
だから中学までの私たちの事を知ってる人はいない

お父さんは有名美容メーカーの社長兼代表
つまり、由愛はご令嬢。


容姿端麗&頭脳明晰
告白された数は本人も覚えてないという、、


「ねーえー!明華!バレなきゃ大丈夫よ!バレなきゃ!」


『えー。しててもしなくても変わらないからこのままでいいっ!』


「もったいない。。かわいい明華が。。。』

由愛は1人で聞こえない様に呟いたのでした