「はぁあああああああ…」


今日で30社目。


くそぉ…
大学出たばっかの時は採用してくれたくせに…


「…まぁこんなババア誰も雇ってはくれないわな」


鏡を見て思う。



昔と比べてだいぶ老けてしまっていた。




「あーーーーっ!

高校生に戻りたいーーーーっ!!!」






そんな言葉を大声に出せるわけでもなく

心に抱えて家へ急いだ。