私は早速、行動に移す事にした。

「よしっ!それじゃあ早速!…」

「えっ…待って…何する気?」

私は彩乃が何か喋ってたけど、それを無視してある場所に向かった。

ガコンッ…

「ねぇ、何してんの?」

焦った顔から一変して、呆れた顔の彩乃が、聞いてきた。

「コーヒー飲んでるの!
ガキを卒業する=大人になる=コーヒー!でしょ?」

私が向かったのは高校の中にある自動販売機。

コーヒーを買うためだ。

「その考え方が子供だって言われる原因だと思うよ…」