「ねぇ、香織ってウザくね?」

「ね!!男子と話してるときだけなんかぶりっ子だよね!!」

「じゃあ、無視する?」

_________________…。

「香織?なにしてんの?あんた話し聞いてる?」

「あっ…。ごめん!寝てた~」

「もぉー!よだれ垂れてるしー!!あんた本当女子力低っ!!」

「えー。別にいいよー!ともちゃんたちがいればー!」

ヤバイ。

また、やな夢見ちゃった。

思い出したくもない思い出。

私は中学生のときイジメられていた。

ぶりっ子って言われて。私は全然そんな気ないのに。

それから私は人の目が気になって、1人でいるのが怖い。

だから私は本当の自分を殺した。