「僕たち3人は高校までずっと一緒で、いつまでも仲良しだと思ってたんだけど…」

裕真の腕に力が入る。

「大学がね、別だったんだよ、真奈だけ」

裕真があまりにも震えているので、私は裕真を抱きしめる。