これは多分……。


「あ!先輩、おはようございます!」

「伊吹君。おはよ」


伊吹君が私に気づいて走ってきた。


「きゃ〜、来た!」

「ヤバい、カッコいー♡」


やっぱり伊吹君だったか。

逆ナンされないかちょっと心配。


「行きましょう」

「どこに行くの?」