思わず笑ってしまった俺に、恥ずかしいのか白い頬がほんのりピンクになる。 「い、伊吹君は何食べたい!?」 思いっきり話しそらされた。 「俺ですか?」 その姿が可愛いくてつい、 「先輩が食べたい」 「……は?」 言ってからはっとした。 先輩もポカンとしてる。 何言ってんだ俺は。