「んなマヌケな面してんじゃねーよ。呼ばねーとキスするっつったんだよ。ほら、10……9……」
久間君はシレッとして悪びれる様子もなく、カウントダウンし始める。
ちょ、ちょっと待ってよ!
ありえないって!
「……6……5」
わわわ!
ど、どうしよう。
「4……3」
あたふたするあたしをよそに、カウントダウンは止まらない。
やばい。
このままじゃ本気でやられかねない。
えーいっ!
もう、こうなったらっ!!
「は、はる……っ」
「聞こえねーな。もっと大きな声出せよ……2」
なんだって!?
絶対聞こえてるでしょーが!
久間君め〜!



