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今日の授業が終わり、帰る時間。


気になっていた西宮さんは普通に授業を受けていた。
まるで何事もなかったかのように。


俺は先生と面談があるから、居残りをした。


美咲とは一緒に帰ってないけど、いつも寝る前に必ず電話をする。

それを毎日の楽しみにしてる。



面談はそんなに長くは掛からなかった。


靴箱に行き、靴をはいていると、


「ちょっと!」
「お前、本当バカだな。」

聞き慣れた声がした。


龍司と西宮さんがいた。


龍司が女子とあんなに楽しそうにしてるの初めて見る。
とは言っても、何回か西宮さんとは喋ってるけど、龍司が笑うところなんて…。


それに、西宮さんも、
すごく楽しそうにしてる。