砂~限りある時間のなかで~

何のこと?
てか、すんごいモヤモヤ感…。
なんか泣きそうになってきた。


「実は、俺ら付き合ってるんだ。」


ズキッ。


やっぱりそうなんだ。
てか、何でみんな知らないんだろう?まず、何で2人が一緒に帰ったりしないんだろう?


「そうなんだ!」

ナナセは驚きつつ、私をチラリと見て苦笑いをした。


正直この感じは辛いよ。



せっかく退院したのに。
それに、ちょっとでも私のことが好きかもと思った自分がバカだったよ。