「どうした?」

「んふふ♡」

みずきは自分から抱きついてきた。

「抱き枕の代わりー。」

と言いながらの上目目線!


計算する女の子だったっけ?

それか、自然にやってるのか?


「もう…お前はっ!」

もう我慢しきれなくなって、
みずきをベッドの上に寝かせてしまった。


「勇希っ」

頬を赤らめたみずきが俺を見てくる。


やめてくれ。


俺だって男なんだよ。

したいって思うのは本能なんだよ。


でも、出来ない。

する勇気以前に、


みずきの体は…。





「どうしたの?」

「ううん。何でもない。」

ここはひとまず抑えよう。


ダメだ、してはいけない。


「キスだけでもしてくれないの?」