私達は別々の道を歩いて帰った。


短すぎた。

でも、濃かった。



あんなにも自分のことを好きでいてくれて、
あんなにも大切にしてくれる人と出会ったことがなかった。


むかつく時もあったし、
重いって思ったこともあった。


でも、温かくて、安心をくれた。



私、深田くんのこと好きだって。

言えるのかな?


でも、受け入れてもらえないかもしれないな。

病気のことも、余命がもう来ることも…。