「控えおろー

この美少女を、どなたと心得る」






交付された免許証を、私の顔の前に突きつける真弓。







「写真写り良いよな、お前」



「実物ブサイクみたいな言い方するな」




「玲奈、暇そうだったから、後で行くって言った」




「おし、フォアで行こう

今日からは堂々と乗れるし」



「いやいや、免許取得から一年間は二人乗り出来ませんから」



「え、高速道路だけじゃねえの?」



「…お前

本当に学科クリアしたのかよ…」









免許センターから出て歩き出した私達は

一度、真弓の家へ戻った。