それから私はずっと一人で生きてきた。 誰にも頼ることをせずに。 大人と家族を憎みながら。 いつか必ず復讐してやる日を夢見ながら。 幼なじみのななと仁には感謝してる。 私が落ち込んでいたときに離れないでずっと一緒にいてくれた。 ななに至っては、私が衰弱して死ぬ寸前のところで保護してくれた。 私を族に入るように説得してくれたのもなな。 感謝しても仕切れない。 あの日までは。 あの日、ななの十歳の誕生日に私達が築き上げてきた絆はあっけなくいとも簡単に脆くも崩れ去った。