「…シルバー枠…
水無月光希です
僕は一つゴールド枠…世良さんに
言いたいことがあります。」

「おや?どうしましたか?
水無月さん?」


「えっ…なんですか…?」


「世良さんは、今、ここにいる皆んなを
人間だと思っていますか…?」

「え…?」

「もちろんあなたは
正真正銘人間です…
僕が思うには貴方が…いえ、人間が
このクソ高い偏差値についていけるのは
おかしいと思うのです。」

「どうゆう…っ」

「この学校の名前はなんですか?」