初めての授業

係「起立、これから音楽の授業を始めます。気をつけ礼」
全員「お願いします」
日野田先生「はい、お願いします」
日「では、これから卒業式で歌う歌の練習をします
プリントを配るのでファイルに入れてなくさないようにしてください。」と言い一枚プリント配り終え2枚目を配っていると私の前に来て
日「あっ、プリントが足りない‥‥ちょっと待っててすぐに取ってくるから」
一番前の席だった私は、先生にそう言われて「はい、分かりました。」と答えた
日「プリントが足りないので取ってくるから曲流しておきます、聴きながら静かに待っててください」
クラスの皆「はーい」と答えるがすぐに騒がしくなった
私「うるさいなー」と思いながら黙って一枚しかない楽譜を見ながら曲を聴いた
数分後、日野田先生はプリントを持って帰ってきた
日「はい」と言いながらプリントを渡された
私「ありがとうございます」と言いプリントをうけとる
全員にプリントを配り終えて
日「それでは、一度歌ってみましょう」と言いながら日野田先生はピアノを弾きはじめた
先生は教えるのが上手いと私は密かに思った
私はその日から音楽の授業が楽しみだった
数週間後テストが近くなり私は少し由鬱だった
私は、先生の授業は好きだけど歌うのが苦手でリコーダーも苦手だった
ある日の授業
日「次の授業でテストをします。」と言われた
皆「えー!?」「ヤダー、めんどくせー」と言う声があったが日野田先生は
日「練習してきて下さい」と言っただけだった
授業後
姫「橋河さん、次の音楽の授業、テストだね!!練習するの?」
私「うん、私リコーダーも苦手だし練習しないと吹けないから…
2人はどうするの練習するの?」
栗「考え中(笑)」
姫「するつもりだよ」
と話しながらテストを受けたくないと思った
テストの日
日「はいそれではテストをします。出席番号順にするので2人ずつ来て下さい」