君と私の最後の日。

「…っ!」

どうしよう…もう、言うしかないかな

「校内で飲酒に煙草…ふざけないで?
風紀委員が黙ってないから!
イケメンだからって調子乗らないで
くれない?」

そういえば早苗は風紀委員長。
イケメンじゃ対処出来ないかもしれん。

「あのよぉー、さっきから何か
ごちゃごちゃ言ってるけどうるせーよ。
俺は男。お前は女。やろうと思えば
何でも出来るんだぜ?」

「…さいってー… !」

「そうだな、口止めっつっても
どうせ言うからな」

「なに?な、何でもすれば?」

強気な事を口は言った。けれども
反対に足は微かに震えていた。

「俺の彼女になれ。」