君と私の最後の日。

「桃花さん、開けました!」

「ありがとう。では開始して。」

「はい!」

ぼんやりとその会話を眺めていた。
すると

「す、すいませーん」

覚えのある声が体育館入り口から。

「何かしら、あ…入部?」

入部届けを持った男の子。そして
その男の子は…

「弓道部に入部許可を頂きたいです」

…雷くん!!!

「良いわよ、歓迎するわ。
あなた…雷って言うの彼女はいる?」

「います、そこにいるやつです」

そう言って私を指差す雷くん。
知らぬふりして弓を引く私。

「なー?ゆうきー」

…バカじゃないの。
苛められる。確実に。南野の相手
してあげればいいじゃん!

「うるさい!さっさと入部してよ!」

「…あなた、あの馬鹿と付き合ってるの
やめた方が良いわよ、汚いじゃない」

き…汚くないよ!馬鹿じゃないし!

「汚くたって構いません。
あの子は俺を本気で受け入れたくれた…
心が綺麗ですから。良いんですそれで」

…っ!!!/////////

「わ、分かったわよ、入りなさい!
ようこそ功徳弓道部へ………………」

「ありがとうございます」

…何アレ。クサいけど…
かっこよくて死ぬ。

私を守ってくれた。

やっぱ好きだよ。

雷くん。

伝えたい…ホントの気持ち。

大好きだけど…伝えられるかな?

そんなかっとうが私の頭を回った午後。