君と私の最後の日。

「あー…」

雷くんの諦めの声。

震える内藤。

教室は目の前なのに。

体育教師って…これだから嫌なんだ。

うちの学校だけだと思うけど、
バカだし、怖いし。

内藤、宿題っていっても跳び箱の
レポートとか…

どうやってまとめりゃいいんだよ。

跳び箱なんて…調べるとこある?

私…そんなの無理だよ…

走馬灯のように内藤の顔面が脳裏に
浮かぶ。