君と私の最後の日。

「キーンコーンカーンコーン…」

「あっ」「!!!」

鳴ってしまった。予鈴。

「本鈴まであと五分。間に合うかな…」

カレーを凄まじい速さで食べる雷くん。

「私の分…」

ふと横を見ると取り皿があり、
冷めそうなカレーがのっていた。

「…ありがと」

無言で食べ続ける雷くん。

横顔は綺麗で。

雷くんのこと…もっと知りたい。