屋上に着くといきなり将人が抱きしめてきた
「ちょ、なんだよいきなり」
将人を振りほどいた
「水樹お前めっちゃかっけーよ、他のクラスの奴ら完全に引いてたけど俺わ好きだぜそーゆーお前」
将人の言葉に少し心がホッとした
応援してくれる友達がいるのだ
「こーなったらもうヤケクソだよな、絶対矢野さんと付き合ってみせる!」
将人わその意気だと言いながら腹を抱えて笑っている
本当に応援しているのか面白半分でみているのか分からない態度だ
「とりあえず友達になったんだし一緒に帰ってみたりしたらどうだ?」
タバコに火をつけながら将人が提案する
「いや、おれいきなり二人きりになってもなに話していいかわかんねーし…」
「そんなの何でもいいんだよ!とにかく矢野さんわよく喋る人が好きだって言ってんだからとりあえず喋りまくるんだよ」
水樹わ必死に考えた
一緒に帰れるようにどうやって誘えばいいのか、もし一緒に帰れたら何を話せばいいのか
「とりあえず教室戻ろうぜ
もう授業始まっちまう」
水樹わ足取りが重かった
つい先ほどみんなの前で告白してしまったのだ
気まずくないわけが無い
教室に戻ると矢野さんのまわりにわ
たくさんの男が集まっていた
