「て、ワケでケー番ゲット」

「ふーん、やるじゃん!!」

「でしょでしょー」

「名前はなんて言うんだっけ?」

「春くん」

「しゅん?」

「そう」


「うーん」

私の答えに考える

「な、なに?」

「確か3年にいなかったけ?」


「え?」

「シュンて人」

「いやいや、まさかぁ」

「え〜、だよねぇ」


そんな偶然ある訳ないってぇと
語り合い、何気なく外を見ると


「へ!?」

「え?」


校庭でサッカーをする3年生

そこにいる彼



「う、うそでしょ」