「美羽、私もうあのお兄さんナンパする!!」


月曜日に登校して私は決意を美羽に話した

「突然やる気になったね」

「だって」

「だって?」

「惚れちゃった」


「いいねぇ、恋するおとめ」

「うぉーっ!!どうナンパしてやろうッ!」

「急に肉食になった!こっわ
そしてきっも」

「ちょっと待って原点美羽ね」

「え〜、わきゃんにゃい☆ぱちこん」

「こっわこの女」

「でもさぁ、情報なんにもないんでしょー?」

「うん、歳もろくに聞いてない」

「だいじょーぶなのー?」

「何が?」

「実は30代でしたー、みたいな?」

「ないないそれはさすがに・・・ないよね!?」

「見たことないから分かんないよっ」