気分を変えようと思い、

おもいきって掃除を始めた俺。



1年近く(もっと?w)は

掃除してなかったため

自慢じゃないがか・な・り汚い!



オマケに香水の臭いが

染み込んでいる。



「くっせ〜な。

誰の部屋だよ、ここ…(汗)」


そう思いながら

少しずつ片付けを始める。




「あーめんどくせえな。


誰かやってんねえかな…。」


な〜んて暢気なことを考える。





……―。



なんとか小1時間

頑張りました、俺!



…まだ半分も

片付いちゃいないけど(泣)




そんなとき、

机の引き出しに挟まっている

小さな封筒を見つけた。




「ん…?なんだこれ。」



手に取ってみる…。




花柄の封筒の表には


[かいざき さとしくんへ]

と、書かれている。



確かに海崎 聡はこの俺だが…

これ、宛先も消印もないぞ…?




…極め付きには

差出人の名前がない。




不振に思ったが、

俺に宛てたってことは確認。



封を切り、中の手紙を

取り出してみることにした。