それからゆっくりと身体を起こす。
そこはゲストルームという感じのこじんまりとした部屋だった。
場所としては、どこなんだ?
キョロキョロ辺りを見回―――
あの人が倒れていた、床に仰向けで。
まるで眠っているようだけど…………昨日出産のあと、この人は…………
何でこんなところに倒れているんだろう。
俺はベッドから降りて、モヤシ女さんの身体に触れ……あああああ……
「んっ」
ギェェ!!
何で死んだ奴が声出すんだ?
そして何で身体が温かいんだよ!?
「目が覚めたか? モカヒン」
「せっ先代?」
どこからともなく現れた先代はモヤシ女さんの身体を軽々と抱き上げ、俺が寝ていたベッドの上に置いた。
「失神したんだよ。寝起きのキスが強烈すぎて」
「なっ何の話しですか?」
「とぼけるなよぉモカヒン。さっきやったじゃないか。まるで映画のワンシーンみたいだったぞ?」
さささ、さっき?
「えあの……モヤシ女さんて昨日……死んでしまったんじゃ……」
「何をたわけたことを!! 失礼じゃないか!」
先代は顔を真っ赤にして俺を怒鳴りつけた。
「いやだって先代が昨日、眠ってしまったって」
「そうだよ。出産は疲れるんだ。人を勝手に永眠させるんじゃない!!」
ねっ眠ったって、ただ寝てただけってことかよ!!
「紛らわしいことしないでくださいよ。俺本気で落ち込んで……あ~もう……」
「まぁいいじゃないか。愛は深まっただろう?」
先代の言葉がドキリと胸を打った。
「しっ知りませんよ!」
……俺、ヤバイ?
「さぁそろそろショータイムだ」
ニヤリと笑んだ先代は壁にあった真っ赤なボタンを押す。
「うわスゲッ」
ウイ~ンと言いながら部屋全体が動き出し、カチッとどこかに、はまった。
「行くぞ」
白いドアを開けて行ったそこは……昨日の地下室サウナ。
俺は唖然として動けなくなってしまった。
きっきっき…………ダメだ吐きそう。
ゲェゲェしてる俺を尻目に先代は、どんどん硝子張りサウナみたいなのに近づいて行く。
よく平気だな先代。
俺はもうこれ以上は無理だ。
そこはゲストルームという感じのこじんまりとした部屋だった。
場所としては、どこなんだ?
キョロキョロ辺りを見回―――
あの人が倒れていた、床に仰向けで。
まるで眠っているようだけど…………昨日出産のあと、この人は…………
何でこんなところに倒れているんだろう。
俺はベッドから降りて、モヤシ女さんの身体に触れ……あああああ……
「んっ」
ギェェ!!
何で死んだ奴が声出すんだ?
そして何で身体が温かいんだよ!?
「目が覚めたか? モカヒン」
「せっ先代?」
どこからともなく現れた先代はモヤシ女さんの身体を軽々と抱き上げ、俺が寝ていたベッドの上に置いた。
「失神したんだよ。寝起きのキスが強烈すぎて」
「なっ何の話しですか?」
「とぼけるなよぉモカヒン。さっきやったじゃないか。まるで映画のワンシーンみたいだったぞ?」
さささ、さっき?
「えあの……モヤシ女さんて昨日……死んでしまったんじゃ……」
「何をたわけたことを!! 失礼じゃないか!」
先代は顔を真っ赤にして俺を怒鳴りつけた。
「いやだって先代が昨日、眠ってしまったって」
「そうだよ。出産は疲れるんだ。人を勝手に永眠させるんじゃない!!」
ねっ眠ったって、ただ寝てただけってことかよ!!
「紛らわしいことしないでくださいよ。俺本気で落ち込んで……あ~もう……」
「まぁいいじゃないか。愛は深まっただろう?」
先代の言葉がドキリと胸を打った。
「しっ知りませんよ!」
……俺、ヤバイ?
「さぁそろそろショータイムだ」
ニヤリと笑んだ先代は壁にあった真っ赤なボタンを押す。
「うわスゲッ」
ウイ~ンと言いながら部屋全体が動き出し、カチッとどこかに、はまった。
「行くぞ」
白いドアを開けて行ったそこは……昨日の地下室サウナ。
俺は唖然として動けなくなってしまった。
きっきっき…………ダメだ吐きそう。
ゲェゲェしてる俺を尻目に先代は、どんどん硝子張りサウナみたいなのに近づいて行く。
よく平気だな先代。
俺はもうこれ以上は無理だ。

