大地は緑が帰って行った方を見つめたまま、ぼーっと夢の中にいるようだった。 「いっ、今のはなんだ!?なんか俺・・・やばいよ・・・」 「惚れちまったよ・・・」 その頃、緑は早歩きでまるでリンゴのような顔をしながら別荘に着いた。