涙を拭く後

  話が、反れてしまいましたね・・・。

でも、それだけ仲は良かったんです。・・・伝わればうれしいです。。。

  病院がやっと見つかりました。お茶の水の病院でした。

  父はしばらくそこで、入院したんです。

 その話を聞いたとき・・・初めて、涙が出たんです。

  あ・・・これが、私の現実なんだ。夢じゃないんだ。・・・パパは・・・

何とも言えない思いが溢れてきました。言葉には出来ない物でした。

  母は毎日茨城から東京へ行きました。

私は学校があって、行けませんでしたが・・・。

 きっと、母は真っ暗なトンネルにいる気分だったでしょう。

  どうしようもない不安が・・・そして、悲しさが。

それでも、笑って、私の前も父の前でも普通にしていたんです。


   でも、ある日の明け方、トイレに行こうと起きたら母の寝室で・・・。


母が、声を殺して泣いてたんです。

「なんで・・・なんで・・・あなたが・・・なんで家が・・・」

                               って。

それを、見たとき私は決めました。何があっても”笑っていよう”。




   これは、父の戦いでもあり、私たち母と子の戦いでもあったんです。