今、私は新しい道にいます。4月になったら、高校生です。

  地元を離れ、寮生活です。

  たぶん、父が亡くなった この事実を乗り越えることは一生出来ないと思います 

 わたしには、大切な親がいません。ただ、これだけは、言えます。

私は、普通に家族3人で旅行には行けません。八つ当たりできるちちはいません。

ふざけ合う家族は居ません。心の内を話せる父はいません。私のために怒ってくれる父はいません。

 でも、私は生きていきます。父が望んでように願ったように、一番したかった”生きること”をしていきます。

  
  きっと、親にウザイと思うときもあるし、不満だってあると思います。

  自分の周りに不満を持つし、自分に絶望する時もあります。


そんなときは、泣いたって怒ったっていいと思うのです。

  ただ、生きてください。


 涙を拭いたあと、思い起こしてほしいんです。生きたくても生きられなかった人がいたことを。

 大切な人を亡くしても、生きようと思う人がいることを。

  皆さんには、必ず皆さんの味方が居ることを。一人ではないことを。

 世界はもっと、広いんです。私は・・・

   
   涙を拭いたあと、

            
           上を向いて、歩きます。