PAIN LOVE ~それぞれの思い~

そんな風に適当に返事をする。
「高松さぁー、ずっと瞳のことが好きだったんだって。」
「ふぅーん。」
「なんでそんななのよ~。さすが、モテる女は違うわ。」
笑いながら冗談をいう香里のノリが私はすごく好きなんだ。
「そんなことないと思うけど。」
「で、瞳は誰が好きなのぉ~?」
ニヤニヤしながら聞いてくるのは、私をからかいたい証拠。
「か、翔くん、山内翔君。」
翔くんっていうのは、生徒会の副会長で、私のお兄ちゃんの幼馴染みであり、親友。だから私も、幼いときから面識がある。
「え!?あの透也様の親友の!?」
ちなみに透也っていうのは、私のお兄ちゃん。生徒会の会長だよ。
「うん。そうだよ。」
そのとき、
「あ、瞳ちゃんだぁー。」
「ホントだぁー。おぉーい!ひ・と・み・ちゃーん!」