凸凹幼なじみの初恋

優しい声。この声で、不安だった心が楽になった。

「チョコ…受け取って…ください」

精一杯の声で、隼人に言った。隼人は、千華の大好きな笑顔で

「ありがとう!…食っていい?」

「どうぞ!」

そう言ってチョコの箱を開けた。

「いただきマース!」

千華は美味しいかな。

っという新たな不安でいっぱいだった。

「あの…千華さん?これに…何を入れたのかな?」

「え、砂糖…?」

そう言った瞬間、千華の口は塞がれた。

隼人がチョコを食べたからか、チョコの味がした。

「…って、しょっぱ!!」

「ですよね~」

「あは、あははは」

もう、千華は引きつった笑いしか出来なかった…。

どうして私家庭科オンチなんだろ…。

しょぼんっとしてる千華を見て、隼人は

「もう…可愛いな…」

呆れた声で言い、また千華の口を塞いだ。