「…なんでかなんて……わかってるの… 直斗、私にはいつも笑顔だった。 …だけど笑っているのは顔だけで、心からなんて笑っていない! それなのに、私が辛い思いしないように、元気になれるようにってわざと笑顔を作って… それをわかっていながら、私は直斗のその優しさを利用した。 直斗にとっての幸せはここにはないって分かっているのに私はそれを利用したの!」 生まれたときから病弱でろくに学校になんていけれなくて、寂しかった。 それが彼女の幼少時代。 前に直斗に聞いたことがあったんだ。